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 懐かしき昭和の時代 (模型店)
 私たちの少年時代の頃は学校の部活もあまり盛んではなく、放課後は帰るなり先ず遊ぶことばかりを考えていました。
 なるべくお金を使わず楽しめることで棒切れを使って野球したり(これは棒野球と言って四季彩日記で以前に紹介しました)、
 肉弾や斥候など戦の名残りのような遊びを楽しんでいました。
 しかし一歩町へ出ると模型店があり、模型飛行機や、HOゲージの電気機関車、
 その他色々なゲーム(野球盤や小人ゲームなど)などを売っていました。
 本町のマルエム百貨店の中にあった模型店、国分寺の傍にはマルサン模型店、
 また二之町角にはナンデモ屋などいくつかの店を回って見るのも楽しみでした。

 そんな中で私が興味を持ったのが天体望遠鏡のレンズです。
 それはまったくレンズだけだったので、外の筒は自分で作るより他ありません。
 ボール紙を切って丸めて白く塗り、三脚も作ってそれらしく見せかけてレンズを嵌めます。
 そのような簡単な天体望遠鏡でもちゃんと月のクレーターが見えるのです。
 天気の良い日は毎晩のように眺めてクレーターをスケッチし、大きな月の地図を描いたりもしました。

 またトランジスターラジオが発売される前には鉱石ラジオやゲルマニュームラジオの部品を売っており、
 それを組み立てて音を出したり・・・
 しかし同調コイルがチャチだったので放送局に合わせるのが大変で、主にNHK第2放送位しか聞き取れませんでした。
 それにしても模型店から学んだことは多かったです。
 
 
 
by sikisai02 | 2014-03-04 00:03 | 懐かしき昭和の時代
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