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 羽化間も無いヒオドシチョウ
 緋縅(ひおどし)の鎧から名を取ったヒオドシチョウは深いオレンジ色が美しいタテハチョウです。
 よく越冬後のボロボロに破れた哀れな姿は目にしますが、このように羽化直後のものを見る機会は少ないです。
 それは幼虫の時は住宅に近いような里の環境で育つのですが、初夏に羽化を済ませると高標高の高原などに移動して過ごし、
 そのまま秋眠~冬眠に入るからです。
 そして冬眠から覚めて春に活動し、雌は産卵体制に入ります。
 成虫の期間が長い部類に入るのですが、そのほとんどは寝て過ごすことになります。
 きっと活動しやすい気温帯が決められているのでしょうね。
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by sikisai02 | 2013-07-21 00:03 | 自然の素晴らしい仲間たち
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