飛騨の赤かぶの漬物はテレビドラマのお蔭で有名になりましたが、長漬け、丸漬け、切り漬け、しな漬けと色々な漬け方がある中で、
県外の人に案外知られていないのがこのしな漬けでしょう。 赤かぶ以外の物を数品使うことから「品漬け」と呼ばれています。 各家庭でその「品」となるものはそれぞれ違いますが、先ず夏から秋に採って塩漬けして貯めておいたキノコは欠かせません。 ただ、無い場合はスーパーに売っているブナシメジや輸入物の赤ゴケ(サクラシメジ)などで代用します。 またナスやキュウリ、ミョウガなど・・・(これも出盛りのうちに塩漬けしておきます) それにこの時期の菊芋を合わせ漬け込むのです。 「漬け物にきのこが?」と思われる方も多いと思いますが、しっとりとした歯応えが赤かぶのカリッとした食感に良いアクセントを感じさせます。 事実、丼で出された漬物はキノコから順に無くなって行くものです。 しな漬けは他の赤かぶ漬けと違い、キノコなどに保存用の塩分があるため塩加減の調整が難しい漬物です。 さて、色良く美味しく漬けられるかどうか?・・・ 今年はたくさんの夏キノコが採れたのでしな漬けを漬ける気になりましたが、初めての挑戦なのでもちろん失敗は覚悟の上です・・・ (笑) ↑ 飛騨の赤かぶです。良い色でしょう? ↑ 右の赤かぶの葉は漬け物の蓋に使います。 ↑ 左がキュウリと、右はキノコでネズミタケ(ウスムラサキホウキタケ)と赤ゴケ(サクラシメジ)です。 ↑ そして菊芋、独特の歯応えがあるのでこれも欠かせません。 ↑ 左のナスと右のミョウガも入れます。 ↑ それぞれ一口大に切ったものを樽に漬けました。 約1ヶ月から1ヶ月半で食べ頃になる予定です。
by sikisai02
| 2014-11-20 00:03
| たかが男の料理
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