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 懐かしき昭和の時代 (冬の子供の遊び)
 今年の冬はブログ更新のネタ不足解消から”懐かしき昭和の時代”のカテゴリで色々書いて来ましたが、
 ようやく季節も春が見えて来たのでそろそろ終了しようかと思っています。
 最後に冬から春、夏、秋までの四季の遊びを4回に分けて載せて終わろうと思います。
 

 飛騨の冬は当たり前に雪が積もります。
 昔の積雪量は今から比べると多かったように思いますが、子供の背丈と比べるからでしょうか・・・
 それでも空き地の雪で充分にかまくらを作ることが出来たのでやはり多かったと思います。
 大人たちは町内単位で大きな雪像を造る”雪の芸術コンクール”なる行事も楽しんでいましたが、
 子供は専らかまくら作りで夜はその中で餅を焼いて食べるのが楽しみだったのです。

 正月休みが終わって3学期が始まると市内の小中学校では学校スキーがあります。 
 今は閉鎖されましたが原山スキー場が市内にありそこまでスキー板を担いで歩いて行ったものです。
 リフトはありましたが、ほとんど乗ることも無くゲレンデも歩いて登ったので1日に滑る本数も限られます。
 それでもそれがまた楽しみな行事でした。
 お昼には各自で持参した弁当を食べるのですが、ほとんどの子供の場合、餅を焼いて醤油を塗り海苔を巻いたいわゆる”付け焼き”です。
 腰に巻いたまま転んだりするので変形し、また寒さから硬くなっていましたがその美味しかったこと・・・

 雪のある生活は大変なのですが、子供はそれを楽しむ材料として使ったものです。
 みかんの木箱などを使って作ったそり遊び、スケートなどは高価でしたがそれでも簡単なスケートも買ってもらうことが出来たし、
 竹スキーや竹を割って作ったパンパン下駄なるものもありました。
 また私の家の裏は山になっていて、頂上から尻で滑って降りたりもしました。
 背中まで雪が入って親に叱られたものでしたが、それも楽しく思い出されます。

 夜間の家の中の遊びでは影絵、あぶり出し、墨流し等々・・・とにかく遊んだことしか覚えていません。 
by sikisai02 | 2014-03-20 00:03 | 懐かしき昭和の時代
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