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 ホオノキ (朴の木)
 飛騨では朴の葉を色々な料理に使います。
 と言っても直接食べるのではなく器などにするのです。
 有名ななのは”ほうば味噌”で枯れた朴の葉の上に味噌にネギなど色々な具材を入れてコンロで焼いて食べるものですが、
 最近は牛肉を入れたものもあり全国各地の旅館などで真似をされています。
 また朴の葉で包んだ”ほうば寿司”は、ちょうど若葉の時期に出回るマスの身を入れて作った寿司で人気があります。
 また長野県の木曽地方ではだんごを巻いた”ほお葉巻き”も当地の名物です。
 その朴の木、山の緑が濃くなる頃に大きな花を咲かせます。
 遠目でも良く見えて、花弁を横に大きく広げた花は直径で30cm以上もあるものも・・・
 飛騨ではちょうど梅雨の頃に咲くので曇った日は香りが下まで降りて来ることもあり樹下でも良い匂いがします。
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by sikisai02 | 2013-06-16 00:03 | 山野草
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